欠陥住宅、今と昔|耐震診断・耐震補強をお探しなら小野設計社、東京・千葉をはじめ関東全域に対応

コラム

欠陥住宅、今と昔

かれこれ40年以上建築に係る仕事をしてきている、Aiです。カメラ小僧ならぬ、建築小僧です。笑
今回は、昔、そして現代の欠陥住宅について、お話ししたいと思います。

昔は意図的、今は知識不足

私が若かりし頃よく耳にした『欠陥住宅』は、建設業者が建築原価を下げて儲けを出すために 材料の品質を落としたり、作業時間を省くために釘の本数を減らす等で故意に問題を発生させた 建物のことでした。 が、現代の『欠陥住宅』は、最近のニュースで話題となっている様な、建設業者や職人の認識や 知識不足、さらに、かつて行政が厳格に行っていた検査機能の衰退により、間違った施工を指摘なく、 知らず知らずのうちに進めた結果、問題が発生してしまった建物が多く…そんな状況を危惧している 次第です。

欠陥住宅を減らすには

現代で発生している欠陥住宅を減らしていくために、何が必要でしょうか。 それには、最新の関係法規、構造設計や施工の建築知識を持つことはもちろん、とにかく実践経験が ものを言います。 昔に比べて工法、建築資材、工具はどんどん進化しているものの、煩雑になった建築法規、簡略化 された工事監理(検査)、職人の経験格差、現場監督の減少…等、建物を建てる課程のどこかで、バランスが 崩れて問題が発生しているように思えるのです。 そして、その崩れたバランスの均衡を取り戻すことも、建築設計や監理業務を担う我々の仕事であると考えています。 さらなる知識と経験の積み重ねにより、現代の欠陥住宅の撲滅を目指します。